特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

睡眠障害専門外来 診療日 仕事がうまくいかない|特発性過眠症と猫と

眠剤を飲まずに布団ではなく床で寝たり、
覚せい剤を飲みながら徹夜したり、
いけない要素はいくつもある。

が、ただ単に安定剤の服用が原因なのか。

ちょっとした健忘や集中力の欠落が目立つようになってきたと思う。

何度も同じ事を聞いたり、報告を受けていた内容をすっかり忘れていたり、
何度もチェックしたはずの数字が違っていたり、
特発性過眠症にかかり、服薬するようになる以前にはしなかったような、
仕事上でのミスが増えていった。


自分で自分のことを、出来る人間だとは思ったことはないが、
この所、犯すミスは驚くほど初歩的なミスである事が多く、
呆れるというより、心の底からがっかりし、
自分のやることなすこと全てが信用できなくなる。

使えない人間。そんな感じだ。

寝坊して、仕事に穴をあけるよりはマシかなあ、、、とも思わなくもないが
どちらにしても、一人前の仕事が出来ていないことにはなる。

簡単な事が出来なくて、周りの人たちに迷惑をかけ、
叱られたり、フォローしてもらったり、
申し訳なくて、ありがたくて、情けない。

これ以上、職場に迷惑をかけたくないと思う。



診察日。

病院の為、明日は仕事を早退するので少し早く行って
その分少しでも仕事をしようと思いながら床に眠る。

それが、早く行くどころか、
目は覚めたのだが、身体がどうしても動かない。

力が入らず立ち上がる事も出来ないまま
結局早く行くどころか、仕事を休んでしまった。



もう消えてしまいたい。


しかし、夕方からの病院には満身創痍でよろよろと向かう。
キャンセルしたら、次にいつ予約を入れられるのかわからないし、
薬を処方してもらえないと生活が出来ないからだ。


この所の、気がおかしくなりそうな強い不安感を
Dr.に打ち明けた。

ベタナミンリタリンは中枢神経刺激薬で、
交感神経系にも作用するということだ。
強い不安感に襲われるようになることも少なくないらしい。

安定剤を増やしたい所だが、
あまり増やすと次の朝に影響が出るので我慢して下さい。
と言われたが何とかお願いして安定剤が増えた。

この日の処方

ベタナミン25mg    分2 朝2T昼1T
トフラニール10mg   分3 朝夕就寝前各1T
デパス 0.5mg      分2 朝夕各1T
ウインタミン錠      分3 朝夕就寝前各1T
アモバン 7.5mg     分1 就寝前0.5T
リタリン        分2 朝昼各1T
クリアミン配合錠A1.0 分1朝食後1T

ウインタミンを錠剤にし、服用回数も増やしてもらった。
安定剤が増えると眠気を催すので、
Dr.はそれを心配していたのだが、無理にお願いしたのは
生活も仕事も常に危うい状態で、
その上、言い知れぬ強い不安感が襲ってくるのでは
耐えられる自信がなかったからだ。