特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

診察日 再びエビリファイ|特発性過眠症と猫と

1月、今年初の診察日。

最近は抑鬱の症状はかなり改善したのだが
しかし今ひとつ無気力というのか、
やる気が出ないというのか
動きが鈍いことは改善されない。

朝起きられないことも多い。

そんなことをDr.に相談すると

”またストラテラを出しましょう”

と言われたので、慌てて、

”効果を感じられなかったので”と言うと、Dr.は

”量が少なかったから、増やせば改善するかもしれません”

と言う。正直に

”・・ストラテラは薬価が高いので、それは厳しいです・・・”

と言うと

”ならばリタリンも出ているし、あとはエビリファイくらいしかないね”

と言われた。

エビリファイも以前、錠剤・内容液と服用した時期があるが、
結局は効果を感じられなくなって服用をやめた。
なのに又・・・?
とは思ったが、エビリファイしかないと言われると
要りませんとは言えずに、以前とは状態も異なるし、
もしかしたら効果があるかもしれない。と前向きに考えることにした。

そしてエビリファイOD錠3mgが処方された。

OD錠(口腔内崩壊錠)は水を飲まなくても口の中で溶けるように
設計された薬なのだが、舌下錠などとは違って、
口の中で吸収されるように設計された薬ではない。
よって、きちんと唾液で飲み込む必要があるし、
すぐに溶けるからといって早く効くわけではない。
なのにどうしてODなのか。
薬価は変わらないので、まあ、いいのだが・・

わたしは目覚ましのアラーム音になんとか気が付いても
寝床から出られないことが多いので、
朝に服用する薬
ベタナミンリタリンコントミン・クリアミン・ジェイゾロフトデパス
これらを前夜、シートから出しケースに入れて、
サーモスの水筒に入れた水を枕元に置いて眠る。
これらの薬は、本来朝食後の服用なのだが
朝食を取れるなら薬なしでも起き上がれるのだし。
という理由で目覚めたら服用できるようにしている。
サーモスの水筒は水と氷を入れておくと
保冷・保温に優れているから、翌朝にも氷が残っていて、
夏は美味しくて気持ちがいいし、冬はシャキッとする。

寝床で横たわったまま薬を飲み、30分ほど横たわっていると
目が覚めてくる。
もちろん薬が枕元にあっても手が届かない日もあるのだが、
この方法にしてから随分と薬を服用できる日が増えた。
アラームが聞こえない日はどうすることも出来ないのだが・・


特発性過眠症になって気圧に敏感になった。
天気の悪い日は起きることが困難だし、何しろ頭痛がひどい。
特発性過眠症は眠りから目覚めた時に頭痛を伴うことが多い、
と言われている病気だが、気圧と関係するのかはわからない。

『頭痛〜る』というiPhoneのアプリがあったので
ダウンロードしてみた。気圧に左右される人は思いの外多い様だ。

このアプリは、1日の気圧の変化と天気がグラフ化されており、
いつ頭痛があったかなどコメントが入れられるようになっている。
このアプリが正しいのか不明だが、わたしは気圧が下がる時には頭痛が起きる、
という傾向にあるようだ。

体調管理に使えそうな気がするが、
どのような対処をしたらいいのかわからない。



年末年始と、猫のこぶーちゃんと実家に帰ったのだが
寝ているか飲んでいるかのどちらかだった。
迷惑、心配はかけたくないのに、
信頼し大切に思う存在に限って最大限に甘えてしまう。
図々しいなあ。
これこそ甘えだよな・・・と情けない気持ちでいっぱいになる。

もっときちんとしなくては。