特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

眠りの波 凪と時化|特発性過眠症と猫と

木曜日の夜から日曜日の夜まで、
ほぼ3日間眠ってしまった。

枕元に置いてあるベタナミンリタリンなどの
朝服用の薬、それを寝床で飲むための水は、
木曜日の夜に用意をしたそのままで、
日曜の夜まで手付かずだった。

猫のこぶーちゃんも、多くの時間を
わたしの寝床の中で過ごした様だった。

こぶーちゃんは、わたしが寝ていると
掛布団を鼻先でクイッと上げて
一人で勝手に布団に入ってきたりもするのだが、
大体の場合、わたしの枕元で小さくミャアと鳴く。
その声がすると、わたしが掛布団を少し持ち上げ
こぶーちゃんが中に入りやすいように、
入り口を開けてあげることとなっている。

この動作は、深く眠っている時にも
やっているようで、我ながら感心してしまう。

こんな風に無意識の状態でもアラームが鳴ったら
ひょいと薬を飲む、なんて事が出来るようになればいいのに。
と思う。



日曜の夜に起きてからは、シャワーを浴びたり
洗濯物をたたんだリお裁縫をしたりして
朝まで起きていた。
いろいろなことをしても、
まだまだ時間がたっぷりある、ということは
嬉しい。
普通の人はこんな暮らしをしているんだな、
これが当たり前なんだよな・・・
とちょっと羨ましくなったりもする。
わたしは眠ることは大好きなのだけれど、
やっぱり時間が欲しい時もある。

この日は、やっと夜になったので1時位に就寝した。

次の日の朝は4時に目が覚めた。
アラームが鳴ったわけではない。
ただ目が覚めてしまったのだ。

3時間しか眠っていない・・と思い
もう少し目を閉じていることにしたのだが
どうしても眠れない。
4時まで頑張ったが、無理そうなので
諦めて寝床から出ることにした。




2ヶ月前くらいからだろうか?
ずっとこんな調子なのだ。

さすがに3日間眠ることは稀だが、
1〜2日間眠ることはしょっちゅうで
そして、その後は1日3〜4時間眠れば
自然に目が覚めてしまう日々が
数日間続く。

これの繰り返し。

自然に起きる事の出来る数日間は
過眠症は治ったのかもしれない・・
と嬉しくなるのだけれども
その後にはやっぱり尋常ではない眠りが
底なし沼のように存在し、わたしを待ちかまえる。


ただ、ジェイゾロフトエビリファイ
わたしには良い方向に効いているようで
最近は抑鬱、無気力が少しずつ改善されてきている。

なので起きていることは苦痛ではないのだが
この眠りの波はいささか不快だ。

仕事を始めたら改善されるだろうか。