特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

特発性過眠症3周年記念|特発性過眠症と猫と

平成24年3月21日〜3月22日に
睡眠ポリグラフ検査のため、
検査入院をした。

翌月4月5日に検査結果を聞きに行き、

特発性過眠症

と診断された。

4月5日は特発性過眠症記念日なのだ。
めでたいことではないのだけれど
やけっぱち、開き直り、な感じ。


睡眠ポリグラフ検査。
検査とはいえ、生まれて初めての入院だった。



当日は、まだ子猫だった猫のこぶーちゃんを
病院に預けてから、午前中だけ仕事をして
慌ただしく、そのまま杏林へ向かう。

吉祥寺からバスに乗ったまでは良いのだが
いつの間にか眠ってしまい、
そのバスの終点まで行ってしまった。

”4時には病院に来てもらって、入院の手続きをして下さい。”

と言われていたのだが、勿論遅刻だ。
だが、時間に遅れてしまったことよりも、
こんな時にすら寝てしまう自分に
ひどくショックを受けたことを
昨日のことのように思い出す。

あれから、3年が経過した。

良くはなっているのだろうか?

薬はどんどん増えていき、
確かに、知らないうちに眠ってしまうことは
少なくなったと思う。
しかし、眠ったら起きられない苦悩、
これは全くと言ってもいいほど改善が見られない。


対処療法しかない病気なのだから仕方がないー


3年経って、やっと受け入れることが出来てきたような、
そんな気もする。

気持ちの調子が良い時は
薬が効いているのかもしれない。
逆に調子の悪い時は
薬の副作用かもしれない。
ただの怠けかもしれない。

思い悩むのだが、コントロールなど出来るわけがない、
最近、そんな風にも考え始めている。


自分なりに努力はしてきたつもりだが、
解ったことといえば

『天気の悪い日は、起きることが困難』

これだけかもしれない。


この病気とは長いお付き合いになりそうな、
そんな気がする。
喜ばしいことではないが
しかし、選ばれてしまったのだから
仕方がないのだよな・・。


特発性過眠症、4年目のスタートだ。
仲良くやろうじゃないの。