特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

先週末の誕生日や過眠のこと|特発性過眠症と猫と

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前回の診察日から、1週間に2回、
土曜と日曜に覚醒に関わる薬を抜く事となっている。

リタリンベタナミンコントミンエビリファイ
この4種類だ。

しかし、まだこの習慣に慣れないので
うっかり、いつものように金曜の夜に、
リタリンベタナミンコントミンエビリファイ
を含めた朝の薬を用意してしまった。

朝、布団から出ないと薬が服用できない=出られないから目覚めない

この法則をどうにかしたくて、
特発性過眠症に罹患して、随分と経ってからある1つの方法に落ち着いた。

大袈裟に言っているが大した事ではない。

翌朝服用の薬を全てシートから出し、ピルケースに入れ、
あとはサーモスの水筒に入るだけの氷と水を入れ、
枕元にセットして眠る。

これだけだ。

この方法にしてから、朝の薬にはOD錠が加わり、
もし薬剤師が知ったら、

”湿気を嫌うお薬ですので、服用寸前に出してください ”

と言われるかもしれないが、
でもこちらとしては必死なのでそれは却下だ。

まあ、それは良いとして、
この方法にしてから朝、薬を服用出来ないという事が
かなり減ったように思う。
ダメな時はダメなのだが・・

話を戻すと、先週の土曜の朝は、前夜用意した薬を
用意された通りに何も疑いもせず服用してしまった。

普通に起きて、ふと昼前に眠気が襲ってきたので、
昼のリタリンベタナミンを服用しようとした時に

”あ、抜く日だった ”

と気づいたわけだ。

なので何となく昼の服用はやめにし
眠気と戦いながら買い物に出た。

この日は愛猫のこぶーちゃんの誕生日だったからだ。

こぶーちゃんは4歳になった。

野良猫として暮らしていた時もあるので
まるまるではないが、ほぼ4年間一緒に暮らしてきたことになる。
その間はいつもそばにいてくれた。今もだ。

寝坊するのが怖くて、夏も冬も布団ではなく
床に寝る毎日、その時にも必ずわたしに寄り添い、
わたしの腕を枕に床寝に付き合ってくれた。
こぶーちゃんがいてくれたから、
わたしは生きる道を見失わずにこれたのだ。

そんな訳で感謝の気持ちを込めて、
生協でまぐろのお刺身を買ってきて
夜、ささやかに誕生祝いをした。

わかってはいたけれど。

こぶーちゃんはカリカリの方が好き。
まぐろさんは高いんだぞ。
でも、美味しい思いはさせてあげられなかったようで・・・
・・ごめんね。
これからも大切にするからね。
と誓いながら、眠くて仕方がなかったので
そのまま土曜は早寝をし、ちょっとずれて、
日曜、月曜を覚せい剤抜きの、
寝たきりの2日間を過ごすことに。

やっぱり、リタリンベタナミンがないと
普通の生活は送れないんだ。

薬を抜いて睡眠不足を解消するのが目的だが、
それよりも、病人だと痛いほど思い知らされる事が
今更ながらとても辛い。

でも、こぶーちゃん、おかあさんは頑張るからね。

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