特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

雨の中、気圧頭痛に顔をしかめて診察へ|特発性過眠症と猫と

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8月27日は杏林の診察日だと疑いもしなかった。

寝坊をしつつ、頭痛に苦しみつつやっとの思いで家を出て杏林へ。

だいぶ遅刻をして到着。

診察券を受付機に通すと、このカードは受付できないと返された。

仕方なく人のいる受付へ行き、理由を話すと、

” 予約は今日ではなく先週ですね。”

と言われた。

・・呆然・・

先週は仕事であったので予約を入れるはずはないのだけれど・・

でも現実は予約日が今日ではないことは確かなのだ。

 

薬はないし来週も再来週も来ることはできない。

精神科の受付に行って直接交渉するしかないなと思い、

受付に向かった。

受付は終了していたが、わたしの担当医は特別に受けてくれるという。

助かった・・と診察を待つことにした。

 

1時間ほど待ち診察室に呼ばれる。

前回からエビリファイを夜服用することになっていたのだが、

夜服用すると夜中の2時頃に目が覚めてしまうことが続いたので、

勝手に朝服用に戻したと報告した。

午前中眠くてどうにもならない時は、昼の分のベタナミンを午前中に

1錠追加服用してしのいでいることも報告した。

勿論、昼は余程のことがない限り、ベタナミンリタリンは飲まないようにしている。

なんとかそれで行くしか方法はないようだ。

夜10時半に寝床に入り、朝の4時に起きる。

6時間半では圧倒的に睡眠時間が足りない。

眠いのはそれが原因だが、仕事を変えるか近くに引っ越すかしないと

それは変えられない。その睡眠不足を薬で補おうとするのは間違っていることは

承知しているのだが・・・

 

夜は眠剤も飲まず、その他の眠気を誘う安定剤も勝手に服用を中止した。

眠気を誘う薬の排除。デパスなど効果を感じたことがないこともあり。

 

3日くらい経った頃、ものすごく追い詰められているような気持ちでいることに気づいた。

仕事中はいつも追われているが、そうではなく言いようのない不安に追い詰められている。

手や足、肩、身体中、目も、歯を食いしばり、あちこちに力が入り、こわばっているが

上手く力を抜くことができない。

この状態に気づいたのはたまたま休日。

おそらく、安定剤を飲まずにベタナミンリタリンを服用していたせいだ。

 

効果があるのかわからないが、デパスを服用し、少し横になって休んだ。

しばらくすると、気のせいではなく身体の力が抜けて落ち着いてきた。

デパスって効いていたんだと初めて効果を感じた。

理由あっての処方、勝手に全てを止めてはいけないのだなと反省した。

薬のバランスは難しいものだ。

 

自分の身体は薬で日常を送れているのだと思うとなんだか

とても情けなく悲しい気持ちになる。

仕事先の人には打ち明けていないので、いつもきちんとしていなくてはならない。

試練とはいえ辛い。

 

わたしの理解者はいない。