特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

診察日・昼のリタリンとベタナミン服用について|特発性過眠症と猫と

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10月8日土曜日は診察の日だった。

私は雨女なので、この日もやはり雨。

 

寝坊はしたものの、何とか10時半の予約時間には間に合った。

土曜は相変わらずの混み具合だ。

予約時間など目安にもならない。

12時に診察室に入り、5分ほどで診察は終わり

薬局でも薬をもらうために1時間待つ。

仕方のないことではあるけれど、診察日は

1日仕事になる。

折角の3連休なのにな・・・

 

近頃は台風の影響で雨の日が多く、

仕事に遅刻はしていないが寝坊ばかりしていた。

午前中は頭痛もするし頭もぼんやりしている。

どうしても覚醒しない日は、職場についてから

ベタナミンを1錠追加で服用することはあるのだが

なるべくなら飲みたくはない。

ずいぶん前から、昼のリタリンベタナミンも余程のことがない限り、

服用しないようにしているのだ。

中枢神経刺激薬は私の場合、不安や抑鬱につながるからだ。

 

ある日、昼に耐えがたい眠気に襲われ、

仕方なく昼に処方通りリタリンベタナミンを1錠づつ服用した。

そのおかげで午後は滞りなく仕事が出来たのだが、

仕事が終わり家に着いて驚いた。

いつもは家に着くなりくたびれて、しばらく座って休憩をし

動きたくないけれど就寝時間は迫ってくるしで、

やっとの思いでシャワーを浴びたり、夕食をとったりしていた。

それがこの日は、帰宅後、座ることなくてきぱきとやるべきことを

片付けられたのだ。

今日はどうしたんだろう・・・?

しばらく考えて、昼のリタリンベタナミンの効果なのではないかと

思い当たった。

これが正解だとしたら、昼に薬を飲むのも悪いことじゃないのかも。

兎に角元気なのだ。

 

でも夜は浅い眠りしかとれなかった。

 

これらは昼の服用のせいなのか・・?

 

検証してみることにした。

 

次の日もその次の日も、眠くなくても昼にリタリンベタナミン

1錠ずつ服用した。

 

結果はやはり同じ。

帰宅後元気だが夜の眠りの質は悪い。

帰宅後元気は大歓迎だが、これを続けていたら体がもたないだろう。

食べたくなくても食べて、そして眠らなければ破滅する。

 

・・・昼に飲んで夜眠れないなら、もう少し時間を早めたら・・?

 

次の日は朝の服用にプラスしてみることにした。

朝はリタリン1錠ベタナミン2錠とその他もろもろ。

そこに昼の分のリタリン1錠ベタナミン1錠を合わせて服用。

 

わたしはある時から枕元に、次の日の朝服用のシートから出した薬と

真冬でも氷水を水筒に入れたものと、めざまし時計3つとiPhoneを置いて寝ている。

めざましが聞こえたら寝床の中で朝の薬を服用し、覚醒を待つ。

めざましが聞こえなかったら薬は服用できず起きることはできない。

 

寝床から這い出し薬を飲むのは至難の技なので

わたしにはこの方法がベストだと思っている。

 

 

いつもは朝の処方分だけだと寝床から出ることはできるけれど、

眠気は残っており頭はぼんやりしている。

眠いまま通勤する毎日だ。

 

しかし・・・この日の朝はすごかった。

服用後20分もしたらスッキリと覚醒したのだ。

通勤中も眠気は感じなく、午前中の仕事も

頭は素早く回転し、スピーディーにこなすことが出来た。

素晴らしい。

 

さて、帰ってからはどうかな?

と少し楽しみに帰途につく。

 

 

程よく動くことができる。よしよし。

22時半、就寝時間になれば眠気も感じなくもない。

うん、眠れそうだ。

 

薬は出来るだけ飲みたくはないが、この飲み方、今の自分には

合っているのかもしれない。

 

Dr.に報告はしたが、

” 自分に合わせてやってみてください ”

と言われた。

 

やってみるか。とは思うが不安感と抑鬱が怖くて、

続けていくか迷っている。

でも仕事から帰って、動きたくない、面倒だ、とか

思わずにやらねばならないことをこなせるのは

物凄く魅力的だ。

たとえ薬に動かされているのだとしても。