特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

休みの日なのに病院ではないところに行って来ましたよ|特発性過眠症と猫と

f:id:dysthymia37:20170527105326j:plain

f:id:dysthymia37:20170527105407j:plain

f:id:dysthymia37:20170528143348j:plain

 

27日、土曜日は東京ドームにプロ野球を観に行った。

 

プロ野球には全く興味はないのだが、

仕事場の人にチケットをもらってしまうのだ。

 

一緒に働いている人は、東京生まれで巨人ファンなので

それは大変大喜びでわたしを誘う。

 

この日で巨人戦を観に行くのは4回目になる。

 

高校野球観戦だったら喜んで出かけるのだが、、、

 

巨人の選手は1人も名前も知らない。

(4回目にしてやっとサカモトさんとシンノスケさんの名前は記憶した。

顔は残念ながらわからない)

 

仕事場の人には、

” 他の方を誘っていいんですよ?私でなくても・・”

というのだが

” ううん、いいの。行くでしょ?”

 

まあいいか。お付き合いだしね、

と言い聞かせて出かけた。

 

席に着くや否や、可愛いお姉ちゃんから高いビールを買う。

殆ど飲みに行っているようなものだ。

出かける前に家でもいい加減飲んでいるというのに・・

 

私はスポーツ全般に興味がない。

しかし野球だけは、ルールは知っているし、

しかもとてもいい席だったりするし、

全くつまらないというわけでもなく

流石プロだなあと感心する場面もあったり。

この日の試合は酷いものだったけれど。

 

 

たまには杏林以外に外出も必要なのだろうから、

時間もったいなかったなとか、

深く考えないようにしている。

人と一緒に飲むお酒はまた美味しいから。

 

今週は朝はきちんと起きることができたが、

午前中が眠くて眠くて仕方のない週だった。

また来月、診察に行けなかったら

薬も節約しておかないとな、とも思い、

朝にベタの追加はせずドリンク剤を飲んだりして何とか耐えた。

 

通勤中は激混みの中央線でも立ったままうとうとしてしまう。

駅につく度に、降りる人乗る人にどつかれまくって、

一瞬目が冷めるのだが、

今ここが何処なのか、何故ここにいるのか、家なのかわからない。

夜は眠剤も不要で、猫のちことじゃらしで5分ほど遊んで、

すぐに眠りに落ちる。

寝付くのに1分もかかっていないのではと思う。

 

でも、なんとなく過眠症の眠さとは違うような気がした。

普通の人の睡眠不足の眠さのような感じで、

寝坊してしまうのでは?仕事中眠ってしまうのでは?

といった不安は少なかった。

 

回復?

いや、やっぱり薬のおかげなのかな。

 

 

 

猫達は季節柄抜け毛が激しい。

服も部屋もすぐに毛だらけとなる。

 

家族にこの様な毛深い者がいない人達は

顔をしかめるだろう。

 

掃除とスキンシップも兼ねて、

朝晩こぶーちゃんとちこにブラシをかける。

面白い様に毛が取れる。

そして2人とも気持ちよさそうに目を閉じて喉を鳴らす。

そんな時間にわたしも癒される。

 

だから朝晩の猫たちとの時間は出来る限り優先している。

 

仕事に行けば、昼休憩の1時間しか緊張から逃れられないので

1日の約半分は気持ちがざわざわしていて、精神的に疲労する。

 

朝晩猫たちに安らぎをもらい、

日中は猫たちのために労働を賃金に変える。

家族を守る大黒柱のお父さんの様な感じ?なのかな。

 

ちこが25日で6歳になった。

(元野良ちゃんなので推定誕生日だが。)

ちこのほうが1か月年上で

 こぶーちゃんは6月27日で6歳。

こぶーちゃんの方が年下だが、ちこの面倒をよく見ていて

まるでお姉ちゃんみたいだ。

 

こぶーちゃんとちこは従姉妹。

 

こぶーちゃんはわたしと暮らしていたが、

ちこはパートナーの猫だった。

心無い人による虐待でちこはパートナーに保護され、

そしてわたしと暮らすようになった。

ちこは虐待により今もびっこだが本人は気にする様子もなく、

毎日じゃらしを咥えて、わたしの元に『遊ぶ?』とやってくる。

 

わたしはお母さんであり、お父さんであり。

毎日こんななのだが、今はそれでいいかな。

 

だって、一人じゃないと言っても、

実際一人だし、

まだ一人で何か違うことをするエネルギーも蓄えられていないし、

いつも支えてくれていた人がいないから、いろんな事が

何しろ怖いのだもの。