特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

特発性過眠症 リタリンという薬について|特発性過眠症と猫と

随分と間があいてしまったが、相変わらず戦いは続いている。

リタリンとはうわさには聞いた事があるが、まさか自分に処方される日がくるとは思ってもみなかった薬だ。

本当か嘘か知らないが、一時期はリタラーと言われる人たちがいて、ただ普通に服用するのではなく、
本当の覚せい剤の様に使用している、と聞いた事がある。
どうにかしてリタリンを手に入れたいと、処方箋をコピーしたり、偽の処方箋を作ったり・・
ナルコレプシーだと嘘をついて処方してもらおうとしたり・・・
そんなこともあってリタリンはどの医師でも処方できる薬ではなくなった。

処方箋の偽造もコピーも薬局には警報が出されるので成功する事は少ないだろうと思う。

リタリンは登録医師でなくては処方が出来ない。
薬局もリタリン流通管理委員会に登録しないと仕入れが出来ない。
患者がリタリンの処方箋を持ってくれば都度流通管理委員会に照会しなくてはならない。

リタリンは効いている時間がとても短いのでもっと欲しくなる、やる気の無い時にも服用すれば、気持ちが高揚し、そして依存しやすい。


そういう薬なのである。



実際服用してみると、自分にとってはハイな気分や良い気分になることはなく、眠気の除去、というよりも集中力、やる気が出るのかなあ、という事を実感している。
非常に良い薬であると思う。
頼り切らず、適度に距離を持って接すれば良いパートナーになれそうだ。