特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

眠らずにみる夢

とても分厚い金属で作られた箱の中 勿論光など入らないし閉ざしてしまった扉は暗闇の中見つける事は出来ない 寒さも暑さも何も感じない この箱の中は快適なのか不快なのかもわからない 恐怖 不安 安堵 どこにいるのか知りようもない 叫んでも外に声が届く事…

また逢えたね。トリアゾラム|特発性過眠症と猫と

DR.都合で9月は9日土曜日が診察日となった。 先月受診してからまださほど経っていない。、薬も不足なものはない、 前日、仕事の送別式があり普段は会うことのない人達大勢との飲み会であった。 特にセーブしたつもりはない。飲み放題なはずなのにお酒が不足…

1日の半分を占める仕事のこと|特発性過眠症と猫と

この会社に転職してから、2年強経った。 信濃町から今の西新宿の勤務地に移ってからは1年4ヶ月。忙しいこの仕事場に初めは何もかもがわからず、 かなりの神経と体力を消耗した。会う人会う人に激ヤセしたけど大丈夫?! といわれる始末だ。 若い頃なら、もう…

生と死、意味なんて知らなくていい|特発性過眠症と猫と

生と死は実はとても近い距離にあるものだと思う。元気に暮らしている時は、いかにも自分には 死は遠いところにあるように思うが それは錯覚に過ぎない。明日の命の保証をされている人間などこの世にはいない。この頃は朝目が開くと、 今日も目が覚めたんだな…

有給休暇。ゆっくりする予定だったのに|特発性過眠症と猫と

水曜日、1日だけ有給休暇が取れたので、 ゆっくりと映画でも観るつもりでいた。 しかし、先週の土曜日、 案の定目覚めたのが日曜日であった為、 診察日であったのに行くことが出来なかった。 いつも余るベタナミンが無くなり、非常事態だと感じた。 どうしよ…

ガン検診で引っかかった肺の再検に行った|特発性過眠症と猫と

今年の1月のがん検診で、左肺に2箇所、 ” 肉芽種疑い有り ”という通知が届いた。 半年以内に再検する様に、とあった。 この先に命に関わってくる事だとしても、 それならそれでいいや、むしろその方が。 という気持ちがあった。 パートナーを失ってから、…

休みの日なのに病院ではないところに行って来ましたよ|特発性過眠症と猫と

27日、土曜日は東京ドームにプロ野球を観に行った。 プロ野球には全く興味はないのだが、 仕事場の人にチケットをもらってしまうのだ。 一緒に働いている人は、東京生まれで巨人ファンなので それは大変大喜びでわたしを誘う。 この日で巨人戦を観に行くの…

やれば出来る。やっと診察へ|特発性過眠症と猫と

明日土曜は、仕事が休みだ。 何が何でも薬をもらいに行かなくては。 でも起きられる自信がない。 眠らずに土曜の朝を迎えるのが最善策なのかも知れない。 ベタナミンとリタリンを服用すれば、一晩くらい起きていられる。 でも1週間働いた体は疲労MAXと言っ…

また撃沈。病院に行きたい!|特発性過眠症と猫と

4月15日の土曜日は、杏林の予約日だったのだが、 またしても撃沈。 目覚めたのは日曜の夕方だった。 勿論キャンセルの連絡など入れていない。 自分にほとほと呆れながら、来週の土曜日こそ 絶対に行かなくては、と思う。 22日の金曜夜、明日は起きるぞ…

ミッションコンプリート 診察日|特発性過眠症と猫と

調子よくすっきりと目覚めることが出来ていた日が続いたのだが、 次の週、訪れたのは目覚ましの聞こえない週だった。 かろうじて仕事に遅れるほどの寝坊はなかったが、 明日は起きれるのかと夜、眠るのが怖かった。 昨日は診察日であった。 薬もないし、絶対…

4回目のチャレンジ。やっと病院へ。|特発性過眠症と猫と

休みの日となると仕事からの緊張が解けるのか、寝過ごすつもりはないのだが、 診察日と言えども目覚し時計の音が聞こえない。 失敗続きで、時遅し,目が覚めた時は言葉に表せない、 消えてしまいたいような気持ちになる。2月4日の土曜日は4回目の診察日チ…