特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

起きられないということは、病気なのか、甘えなのか、怠けなのか ⑵|特発性過眠症と猫と

起きられないということは、病気なのか、甘えなのか、怠けなのか
など、前記事の様な事を考えていた所に

” 休日に限り1日中眠ってしまうのは病気のせい?
それとも甘え?怠け? ”

と、ある人に言われた。

その辺りのことは自分でも常に考えているが、未だに答えは出ていない。

なので ” 正直な所わからない ”

と答えた。

するとその人は ” それってずるい ” と言った。

先にも述べたが、以前のわたしは休日の前日には休日にやることリストを作り、
それらのうちの多くを問題なくこなしていたが
過眠を自覚し始めた頃から、休日にやりたいことはあるのだが、
1度眠ってしまうと、やりたいことも食事も、
何もかも全てがどうでも良いことに変化してしまう様になった。
とにかくこのまま眠り続けたい、と眠りを最優先させてしまうのだ。

黙って考えているわたしにその人は

“ やりたい事だ、と言っていても、それを本当にやりたいと思っているの?
1日中眠ってしまうことは、やりたいと思っていることを
出来ないばかりか、様々な可能性をつぶし、時間をムダにしていると言っても
間違いではないと思う。
仮にでも、甘えなのか病気なのかを設定して行動を起こすべきではないの? ”

と言った。

確かに、なぜだかわからないが、休日のまだ明るいうちに起きる事が出来る日が
ごくたまにあって、そんな日は、1日がとても長く、色々な事がこなせて、
充実感を得る事が出来た。
嬉しくて、いつもこう出来たらいいのに、と心から思った。

Dr.にも休日は、せめて昼前には起きる様に。と言われているし
やはり起きて何かが出来る事の方が建設的で、健全だと思う。

そうは思うが、好きなだけ眠れる休日の快楽も貴重で得難い幸福。
眠剤など服用しなくてもいくらでも眠れるのだ)

しかし、休日に起きる事が出来ないことを、仮に、病気のせいであると
設定しても、起きることが出来るのは素晴らしいと思っているのであれば
戦ってみるべきではないだろうか。
目を覚まして、とにかくベタナミンリタリンを服用するようにする。
そうすれば少しずつ覚醒し、動ける様になるかもしれない。

確かにわたしは、病気であるということに知らず知らずのうちに
甘えていたのかも知れない。


そんな風に考えがまとまった。



そして休日の今日、目覚ましの音で目を覚まし
なんとか布団の上で上半身を起こし
座った状態でうつらうつらしたりしながらも
戦いを決意した事、やりたい事、猫のこぶーちゃんの事、
などを繰り返し考えて、やや時間をかけながら、意識を前向きに
保つ様に努力し(今まではやりたい事を考えても挫折していた)
何とか昼前には布団から出てベタナミンリタリンを服用した。

その数時間後の現在、ブログを更新している。


今日は1日が長い。


起きる事が出来ないのは、病気の仕業なのか、甘えなのか、
おそらく解り様がないと思うし、また、そのどちらでも良いのだと思う。
とにかく立ち向わないと何も改善しないのではないか。

この事を気づかせてもらって、本当に感謝の思いで一杯になった。