特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

ベタナミンとリタリンの思わぬ副作用|特発性過眠症と猫と

寒い冬の夜、暑いわけではないのに寝汗でねまきがぐっしょりと濡れて、
その汗で寒くなり目が覚めたり、日中、目が覚めている時にも、
環境に変化があるわけではないのだが急に暑くなり、汗をかいて
その後急激に寒くなる。

前回の診察で、体温調節が出来なくなっている事を Dr.に話すと、

それは中枢神経刺激剤であるベタナミンリタリンの仕業です。

と、ミケランLAカプセル15mgが処方された。


しかし、2週間試しても、思う様な効果を得る事が出来なかった。


その旨Dr.に伝えると

” やはりそうでしたか。では薬を変えましょう ”

と言われた。


この日の処方

ベタナミン25mg     分2 朝2T昼1T
トフラニール10mg    分3 朝夕就寝前各1T
デパス 0.5mg       分2 朝夕各1T
ウインタミン錠        分3 朝夕就寝前各1T
アモバン 7.5mg      分1 就寝前0.5T
リタリン          分2 朝昼各1T
クリアミン配合錠A1.0   分1 朝食後1T
リボトリール錠0.5mg 分1 朝食後0.5T


ミケランLAカプセル15mgの代わりに、リボトリール錠を試す事になった。




ここ数ヶ月間考え続けてきた事があった。



それは、午前中の仕事を思い切って辞めてしまったらどうだろうか。

という事である。

朝、起きれない事が、寝坊して仕事に遅刻してしまう事が怖くて
眠りの質を良くする為に、処方されている眠剤も服用せず、
布団ではなく寝心地の悪い床に寝たり、あるいは無理に徹夜などをして
懸命に職場へと向かっていた。

しかしそれらの方法は、治療とは反対方向に位置するもので
このままではいけない、という気持ちも強くなってきていた。

辞めてしまえば、収入は減り、厳しい生活になる事は想像がついたが、
それよりも、きちんと治療が出来る環境を作りたかったのである。

治せるのなら治したい。

午前中、仕事をしながら自分はこの先どうしたいのか、
何度も考えながら。

そして午前中の仕事を終えて、午後の仕事に向かう前に
社長に話しをするべく、事務所へ向かった。