特発性過眠症と猫と

特発性過眠症と診断された筆者の病気の経緯と、一緒に暮らしている2匹の猫との暮らしの日記。終わりたいけれど、生きなくては、とも思う心の不安定な様を不定期更新しています。

特発性過眠症 仕事と気圧と|特発性過眠症と猫と

前回の診察で、眠剤アモバンからルネスタに代えてもらったのだが
やはりルネスタも口中の苦みに耐える事が出来なかった。

Dr.に相談すると、ルネスタ錠の代わりにレンドルミン錠が処方された。


ずっと以前の事だが、わたしは過眠ではなく不眠で数年間、
心療内科に通っていたことがあった。
最終的には3種類の眠剤を服用して眠っていたのだが、
その頃には色々な眠剤を試した。

当時色々試した中で、レンドルミン錠は眠気を得る事が出来ず、
わたしの中では自分にはあまり合う薬ではない、という印象があり、
一瞬、別の薬に代えてもらおうかと思ったのだが。

しかし状況が反転してしまった今、レンドルミン錠も
案外良い薬であった、と思う事が出来るかも知れない。
そんな気持ちにもなり、この日は処方されたままの薬を調剤してもらった。



ところで、話しはかわるのだが、仕事を解雇されてしまった。

勿論、前々から宣告されていたのだが、
つい期限ギリギリまでゆるりといてしまった。

売上不振を理由に、わたしを含めて4人が整理解雇されたのだが、
他の3人と比べると、わたしだけ担当していた仕事の内容が違う。

19年続けてきた職場なので、おそらくわたしに払う給料が
高くて負担だったのだろうと、
(年齢と照らし合わせて世間と比べると、そんなに貰っていないのですが・・)

それも理由の1つだとは思うが、しかし、本当の理由は他にあると思っていた。

経営者陣は、わたしのいない所で

” ○○さんは、昔は良くやってくれていたけど今は全然仕事が出来ていない。
しかし長くやっているから給料は申告されたまま払ってあげているけれど ”

と言っていた、と同僚に聞いた。
長いおつきあいなのだから、直接本人に言ってくれたらいいのに。


やっぱりな。というのが正直な感想。

特発性過眠症と病名が判明したといっても、仕事中に散々眠っていた事実は
変えられないし、起きられなかった、といっては仕事を休んだりしたし、
経営者からしたら厄介者でしかないのだな・・・

何だか存在を全否定されたような、悲しいというのか、
なんとも言葉に出来ない気持ちになった。


そうして更に、追い打ちをかけられるかの様に梅雨に入ってしまった。

気圧の変化に弱いわたしは、連日の雨にやられっぱなしだ。
無職とのダブル効果で、朝、全く起きる事が出来ない。
激しい頭痛も伴う。

目があいても頭の中はひどくもやもやっとしていて
全く意識が覚醒側にやってこない。
起きなければ・・と思うから目をあいたまま、そしてそのまま
夢を見たりして、もう何が何だかわからない。

こんな調子なので、枕元に用意してあるベタナミンリタリン
手に取る事すら出来ない。

どうにもならないだろうなと思いつつも、Dr.に相談してみたところ、
新しい薬が処方された。



ベタナミン25mg      分2 朝2T昼1T
トフラニール10mg     分1 就寝前1T
デパス 0.5mg        分2 朝夕各1T
コントミン糖衣錠2.5mg    分1 朝1T
レンドルミン錠0.25mg   分1 就寝前1T
リタリン10mg       分2 朝昼各1T
クリアミン配合錠A1.0     分1 朝食後1T
リボトリール錠0.5mg     分1 就寝前0.5T
エビリファイ内用液0.1%3ml 分1 起床時1包


エビリファイ内用液0.1%3ml、 1mlあたり¥95.4。
1包3mlで¥286.2。

この日の薬代はほぼ¥6000。
高い!!モディオダールを処方された時と同じ衝撃を受けた。